【映画】『君の名は』だけじゃない!!『聲の形』は上質な人間ドラマの映画だったよ 感想/評価/レビュー

 
映画『聲の形』を見てきました。珍しく映画の感想でも。※ネタバレもありますのでご注意を。

あらすじ

聴覚障害で小学校時代にいじめを受けていた硝子と、その硝子をいじめていた中心人物の将也の2人を中心に進んでいく人間ドラマです。将也は硝子へのいじめが原因で、逆にいじめをうけることになり、高校生の頃には内向的で人間不信な性格へと変わっていきます。そして過去への贖罪のために自殺を決意するのですが、硝子と出会い・・・というストーリーです。

小学校時代は目を背けたくなる胸糞悪さ

小学校時代のいじめシーンはかなり胸糞悪いシーンが続きます。ここで視聴者に将也と同じトラウマ、罪の意識を植え付けて、高校時代の将也に感情移入させるためかもしれません。一緒になっていじめていた人達が途端に掌を返すさまにはぞっとします。

現実でもきっとあるんだろうな

聴覚障害の方へのいじめは実際の現実でもあることではないかと思います。その罪に気付くことができた将也はもしかしたら幸せなのかもしれません。

変わっていく人達

この映画は将也の贖罪だけの映画ではなく 、いじめられ相手である硝子にも自分の欠点を気付かせる物語でもあります。また将也と硝子の成長物語だけでなく、その2人を取り巻く周囲の人々の成長の物語です。友達や家族が2人の成長と共に変わっていく様を見ることが出来ます。

傷つけあうけれど、人は1人では生きてはいけない、ということを少しだけ感じさせてくれる映画です。『君の名は』もいいけれど、『聲の形』も今年一押しの映画ですよ。

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